敬語入門 その②「じっくり謙譲語」
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- Опубликовано: 6 янв 2025
- 謙譲語の【はたらき】と【かたち】について説明します。
○謙譲語
(1)はたらき
自分を低める(間接的に相手が高くみせる)
例)私から申し上げる。
★主語が<自分側>
【解説】
謙譲語は〈自分側〉の動作の形を変えることで〈自分〉を低め、間接的に〈相手〉を高くみせる敬語表現です。例えば「私から申し上げる」という文では、「言う」という自分の動作を「申し上げる」という形に変えることで、自分を低め、先生を間接的に高めています。自分の動作を変えるため、主語が〈自分側〉のときは謙譲語を使います。
(2)かたち
①イイカエ
例)言う → 申し上げる・申す
見る → 拝見する
行く → 伺う
②ツケタシ
・お(ご)~する
・(お(ご))~いたす
※「~いたす」は基本直後に「~ます」が付いて「~いたします」の形で使う。
例)読む → お読みする
提出する → 提出いたす
【解説】
謙譲語のかたちは2パターンあります。「①イイカエ」は特別な語に言い換えて謙譲語にするパターンです。特別な語は暗記するしかありません。イイカエの語がない場合は、「②ツケタシ」の語をもとの語に付け足して謙譲語の形にします。謙譲語のツケタシの語は「お(ご)~する」と「(お(ご))~いたす」の二種類です。